ホワイトニング
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当院のホワイトングについて

ホワイトニングとは
ホワイトニングとは、専用の薬剤を歯の表面に塗布し、色素を除去したり、歯の内部にある色素を分解することで、歯を明るくし、白くする施術です。かつては、歯を削りセラミックをかぶせたり、差し歯にすることでしか歯を白くすることができませんでしたが、現在では新しい技術により、自分の歯をそのまま白くすることが可能になっています。ホワイトニングには「ホームホワイトニング」と「オフィスホワイトニング」の2つの主要な方法があります。
歯の質や色、お口の状態により白くなるには個人差があります。
時間や費用が掛かる処置ですので、当院では患者さまの不安が解消できてから処置を行っています。
女性だけでなく、男性や60歳を超えた方々でもホワイトニングをされています。関心・興味がある方はお気兼ねなくご質問・ご相談ください。
ホワイトニングのメリット・デメリット
ホワイトニングのメリット
1.歯を削る必要が無い
かぶせ物を使用したりせずに、歯の表面に薬剤を塗布するので、自分の歯を削ることなく歯を白くすることができます。
2.歯への負担や副作用がないので何度も施術可能
自分の歯を削ったり、抜いたりしないので歯へのダメージや心理的な負担が比較的少ない治療といわれています。
また、ホワイトニング剤の主要成分である過酸化水素は、米国食品医薬品局(FDA)でも保障されています。
3.色調や明度が調節可能
ホワイトニングを行う回数や期間によって、ある程度希望の色(明るさ)に調整することができます
4.短時間で行えます
治療期間については、どこまで白い歯を希望するか患者さまにもよりますが、変色の状態や原因によっても変わります。
また、施術方法やホワイトニング剤の濃度によっても異なりますが、オフィスホワイトニングでは1~3回の通院、ホームホワイトニングでは2週間のマウスピース使用が必要です。
5.治療費を抑えることができます
治療期間については、どこまで白い歯を希望するか患者さまにもよりますが、変色の状態や原因によっても変わります。
ラミネートベニアやセラミッククラウンなどの治療と比べて、治療費を抑えることができるので経済的です。
ホワイトニングのデメリット
1.白さの持続期間は個人差がある
ホワイトニングによって白くなった歯も、普段の飲食などによって6カ月から1年半程度で歯の色の後戻りが起こると言われています。
毎日のブラッシングや定期的なクリーニングなど、ホワイトニング後のアフターケアは大切です。
2.人工の歯はホワイトニングできない
詰め物やかぶせ物、入れ歯や差し歯をホワイトニングで白くすることはできません。もし気になるようであれば詰め物は、ホワイトニング後に歯の色に合わせて詰めなおすこともできます。
3.一時的に知覚過敏が起こる場合がある
歯の表面に小さなひびや傷、詰め物に隙間がある場合、ホワイトニング剤の刺激により歯がしみる知覚過敏の症状がおこる可能性があります。一時的なもので長くは続きませんが、症状がでた場合はお声掛けください。
2つのホワイトニングの方法

オフィスホワイトニング
村田歯科医院のオフィスホワイトニングでは、ホワイトニング照射機「ブリリカビアンコ」を導入しています。今までのホワイトニング方法と同様に、歯科医院専用のホワイトニングジェルを歯の表面に塗布し、光を照射して歯を白くしますが、この装置には多くの画期的な特徴があります。
歯面漂白用加熱装置の特徴
装着型で照射位置が安定
装着型のため、処置中に顔を動かしても光の照射位置がずれる心配がありません。
スタンドが無いため、体が動かせる
スタンドが不要なデザインで、体を動かしても危険がなく、リラックスした状態で治療が受けられます。
時間短縮が可能
照射効率が高いため、短時間でホワイトニングをすることができます。
LEDを使ったホワイトニング
3種類の異なる波長のLEDを使用しており、危険な紫外線を含まないため体への影響がありません。また、内部構造が発熱を効率的に抑えるため、目に光が入りにくく、快適な治療が可能です。
効果と施術時間
個人差はありますが、1~2回の施術で透明感のある自然な白い歯が期待できます。約1時間で治療が完了するため、忙しい方や急なイベント前の方におすすめです。
治療の流れ
STEP 1
カウンセリング
患者さまと一緒に鏡を見ながら、口の中をチェックし、気になるポイントを確認します。また、白さへのご要望を伺い、目指す治療のゴールを共有します。
STEP 2
診査・クリーニング
虫歯、歯周病等の疑いがある場合は、診察を行います。
歯をしっかり磨き、歯の表面の汚れを取ります。
STEP 3
ホワイトニング開始
歯の周辺を保護し、ホワイトニング剤を歯の表面に塗ります。
その後、光照射を行います。薬剤の除去と再塗布等で45分間程で終わります。個人差により照射時間が変わる事があります。
STEP 4
作用の確認
薬剤を洗い流して、ホワイトニングによる変化を確認します。歯の色の診断を行います。
ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、ご自宅や好きな場所でお好きな時間に取り組める、続けやすいホワイトニング方法です。自分のペースで進められるため、忙しい方でも無理なく歯を白くすることができます。
患者さまの歯型にぴったり合わせた専用のマウストレーを作成します。ジェルが歯にゆっくり浸透することで、1日2時間、約2週間かけて歯を徐々に白くしていきます。
自然な仕上がり
時間をかけて白くするため、不自然さがなく、ナチュラルな白さを実現できます。
手軽に続けられる
自宅でできるので、ライフスタイルに合わせて、好きなタイミングで進められます。
治療の流れ
STEP 1
カウンセリング
患者さまと一緒に鏡を見ながら、口の中をチェックし、気になるポイントを確認します。また、白さへのご要望を伺い、目指す治療のゴールを共有します。
STEP 2
マウスピース作製
歯の型を採り、マウスピースを作製します。
STEP 3
ホワイトニング
処置前の歯の色味を確認後、ホワイトニングの薬剤と完成したマウスピースをお渡しします。マウスピースや薬剤の取り扱いについてもご説明します。
日中にマウスピースを装着し、ホワイトニングを行っていただきます。
STEP 4
メンテナンス
数ヶ月に1〜2回程度、メンテナンスのためのホームホワイトニングを行い白さをキープします。患者さまがご希望であれば、ホワイトニングの薬剤を追加購入いただくことも可能です。
※元の歯の色や状態によって、白さには個人差があります。
※オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を組み合わせると、さらに効果が上がります。
ウォーキングブリーチ

ウォーキングブリーチとは、歯の裏側の詰め物を取り、そこに歯を白くする薬剤を入れて歯の内部から白くしていく方法です。
個人差はありますが、1週間ごとに3回から4回ほど薬剤を交換することで他の歯と同程度の白さにすることが可能です。その後、再度、詰めもので蓋をします。
歯髄を除去するときは歯の裏側から穴を開けて治療を行い、根の中に根充剤を詰めてから蓋をします。
ウォーキングブリーチは、その蓋を取り除いて治療しますので、新たに歯を削ることはありません。
歯の象牙質と変色の関係
象牙質のなかにはコラーゲンが多く含まれ、その体積は象牙質の約4分の1を占めます。
神経が死ぬと血液循環がなくなるため、コラーゲンは古くなり、時間が経つうちに変色して、象牙質の色が濃くなります。その色がエナメル質に透けて見えて変色歯となります。
虫歯や外傷のために神経が死んでしまった歯は、時間とともに暗褐色に変色してきます。
これは、歯の血液循環がなくなるためで、象牙質に多く含まれているコラーゲンが時間の経過とともに変色して濃くなってくることが原因です。前歯が1本だけ黒くなっていて白くしたい・・・、このような神経が死んでしまったことが原因で変色した歯は、神経が生きている歯の変色とは異なり、歯の内部が濃い色に変化しているため、表面のホワイトニングでは白くなりません。そのような場合に、ウォーキングブリーチが有効な手段となります。